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5年目までに取組んだテキスト

ソナチネとかインヴェンションとかいった基本中の基本のテキストは、どのような順番で、どの程度の期間をかけてやってきたのかをまとめるのは意味があるかと思い、ピアノ取組後5年目くらいまでに取組んだテキストを時系列にまとめました。それ以降はある程度、好きな曲をつまみ食い的に弾く割合も多くなったので、このような形でまとめる予定はありません。


バッハ「ピアノ小品集」

2004/06/10 アンナマグダレーナや小さなプレリュードなどからの抜粋小曲集。まさに初心者用入門です。・・・が、とても"Easiest"とは思えないイギリス組曲やフランス組曲からの抜粋もあり、戸惑います。インベンションへの準備体操程度で軽く始めましたが、思ったより時間がかかります。一方で小プレリュードという美しい曲集にも出会えました。インベンションに取組む前に小プレリュードに挑戦中です。
2004/07/05 No.41のバディネリ完了をもって本テキスト終了しました。

ソナチネアルバム第一巻

2004/06/10 ピアノのおけいこの王道。解説文どおりの順番で取組んでいます。Mozart, Beethovenまでの道のりは遠いですが、簡単そうな曲でもそれなりに学べ、楽しめます。Clementiの洒落た感じが好きです。Kuhlauは弾きようによっては、冗長になりがち。いきなり弾きたい曲に飛びつかず、基本をおさえ、地道に長期計画で臨むことが私のピアノに対する姿勢です。(見ていただいている人には退屈か?)
2004/07/26 Clementiを終了(全17曲)しました。
2004/09/13 Mozartを終了(全3曲)しました。
2004/11/29 Kuhlauを終了(全16曲)しました。
2004/12/20 Dussekを終了(全2曲)しました。
2005/02/21 Haydnを終了(全3曲)しました。
2005/06/13 Beethovenを終了(全4曲)しました。
2005/07/25 本テキストを完了。約23ヶ月の長丁場でした。

ハノン ピアノ教本

2004/06/11 退屈と思えば退屈。本当に集中しないと為になるどころか、雑な弾き方が身についてしまうおそれもあります。単純な音型の連続でも「歌う」ように弾けるかどうか。また、冒頭の解説文にあるようにリズムパターンを変えて演奏するのも効果的。・・・でもなかなか時間がとれないのが実情です。
2004/06/21 第一部終了(No.20まで)しました。
2007/11/26 第二部終了(No.43まで)しました。

バッハ「小プレリュード」

2004/07/06 初心者のためと言いながら3声、4声あり。弾きごたえ、聴きごたえのある曲が数多くあります。難易度はインベンションより「易」との表示ですが、ほとんど同程度だと思われます。
2004/11/08 12の小プレリュード終了しました。
2005/01/17 6の小プレリュード終了(全2曲)しました。これにて本テキスト完了。

バッハ「2声のインベンション」

2005/01/05 これまでのバッハが準備運動とすれば、これぞバッハへの登竜門。2005年6月までに2声のインベンション全15曲完了を目指します。
2005/11/28 全15曲完了しました。約11ヶ月かかりました。

バルトーク「ルーマニア民俗舞曲」

2005/01/21 バッハ、ソナチネにハノン。これでは息が詰まるということで、他に楽しめるコソ練テキストを探してきた結果ようやく見つけました。オーケストラ曲中心に聴いてきた大好きなバルトーク。こんなに素晴らしいピアノ曲があるとは知りませんでした。(記)
2005/06/202005年6月20日全6曲終了しました。

ツェルニー30番練習曲, Op.849

2005/06/18 テクニックを身につけるための必須テキスト30番ついに着手。
2006/09/10 純粋技術練習の意義を再考した結果、本テキストによる練習は中断しました。

ソナタ・アルバム第一巻

2005/10/28 ソナチネI終了後、しばらく保留していたソナタアルバム第一巻に着手することにしました。大曲ぞろいで圧倒されます。終了時期・・・不明。
2005/01/26 ハイドンを終了しました。3曲(楽章)だけですが(汗)。
2006/12/04 モーツァルトを終了しました。再挑戦3曲含む11曲。つかれた〜。
2008/03/31 1年ぶりに本テキスト復活。ようやくベートーヴェンに挑戦です。
2009/01/19 ベートーヴェンを終了。これにてソナタ・アルバム第一巻終了。

バッハ「小フーガ集」

2005/11/28 2声のインベンションを終了、次はシンフォニアに行きたいところですが、ちょっと寄り道して小フーガ集から6曲取組みます。
2007/01/15 小フーガ集終了しました。予定より約2週間遅れ。

<アダージョ・カラヤン>へのオマージュ

2006/03/06 かじやんさんに教えていただいたテキストです。早速コソ練テキストにしましたが、難しくって・・・まずはG線上のアリアに挑戦。
2008/03/30 マーラーのアダージェットに取組。

ドビュッシー「ピアノ小品集」

2007/01/30 4年目にして、ドビュッシーに初挑戦!まずはピアノ小品集から、「夢」一曲のみ取組みました。

スカルラッティ「ピアノソナタ集」

2007/02/25 バッハへの取組も小品集、小プレリュード、2声のインヴェンション、小フーガと3年が経過。ここでちょっとバロック他流試合として(?)、スカルラッティのピアノソナタを取り上げました。それ誰?(笑)いや、なかなかいいですよ、この方のピアノソナタ。
あまり有名ではないのかもしれませんが、独特のシンコペーションと和声展開がたまらない魅力。あのホロビッツもこよなく愛した作曲家です。JSバッハやヘンデルと同じ1685年生まれ。イタリア育ちで最後はスペインで活躍。作風にはイタリアらしい華麗さと、スペインやポルトガルのエキゾティシズムが感じられます。残されたピアノソナタは560曲近く!この功績により彼は近代鍵盤楽器奏法の父とも称されています。
47曲あるテキストから、唯一(?)有名なK380と、個人的にとてもとても弾きたかったあこがれのK27の2曲を選びました。弾いてみるとバッハとは全く異なる独自のアプローチで作品が書かれていることがよくわかります。作品番号はK(カークパトリック)、L(ロンゴ)など複数あって混乱するのですが、このサイトではKを用いました。
しかし当時はピアノなんかなかったのに、近代ピアノでこそ初めてその真価を発揮するのではないかと思わせる曲の響き・展開は、正にスカルラッティの先見性・独創性でしょうか。バロックは端正に弾くべしという不文律は彼のピアノソナタに関する限りあてはまらないのではと思います。さあ残る559曲もがんば・・・うそうそ。後1曲だけとりあげて、次はバッハのフランス組曲に挑戦します。
2007/04/15 思ったよりかなり難易度が高かった。何とか目標の2曲を終了

ドビュッシー「子供の領分」

2007/03/23 「夢」に続くドビュッシー第二弾は、ちょっと無理め(汗)の子供の領分。簡単な曲はスキップし、分もわきまえず難しい曲をセレクトしました。果たして首尾は・・・
2007/06/04 ゴリウォーグのケークウォーク、どーにかこーにかOKをもらって、子供の領分を終了しました。

バッハ「フランス組曲」

2007/04/09 難しい難しいスカルラッティを何とか終え、ようやくフランス組曲に挑戦です。まずは4番のアルマンドから。半分ほど間引いて取り組みます。
2008/05/18 終了しました。(半分どころか2/3も間引いてしまいました。)

ドビュッシー「ベルガマスク組曲」

2007/06/04 2007年の1月から取組んだドビュッシーシリーズ第一弾、「夢」→「子供の領分」ときて、締めくくりはベルガマスク組曲。超有名な月の光が含まれていてちょっとひいてしまいます。
2007年11月19日 「前奏曲」「月の光」の2曲を4ヶ月あまりかかってようやく終了しました。

ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」

2007/11/06 ピアノレッスン開始後5年目、ようやくあこがれのラヴェルに挑戦します。まずは亡き王女のパヴァーヌ一曲のみ取組。(後は見るからに難しそうで弾ける自信なし・・・またそのうちに)
2008年1月7日約2ヶ月で、何とか終了しました。

アルベニス「アストゥリアス(伝説)」

2008/01/11 いつか弾きたかったスペインものに遂に着手。ラヴェルの「パヴァーヌ」はオリジナルのピアノ曲よりも作曲者自身によるオーケストラ編曲の方が有名ですが、こちらはタルレガによるギター編曲の方が超有名。

バッハ「平均律クラヴィーア曲集 第一巻」

2008/05/19 平均律に取組むことにしました。できたら全曲。いつ終わるかわかりませんが、地道に進みます。これまでの小プレリュード、小フーガ、2声のインヴェンション、フランス組曲とバッハは5年近く取組んできました。この蓄積(ってほどのものではないですが、実際−汗−)を踏まえた一つの集大成と位置づけて取組みます。